雑貨屋メモ on Tumblr RSS

おいっす。

雑貨屋ブログ

ツイッター


Archive

2月
7th
permalink

ギリシャ語の「男らしさ」や「勇気」を意味する「andragathía」(ανδραγαθια)を元にしているという説や、近代にカラブリアとバジリカータに広がる地域を指していた語Andragathia Regioからという説がある。

この組織がいつ生まれたのかは不明だが、スペイン・ブルボン朝が存在した19世紀の初め頃だとされている。 当時のカラブリアは大土地所有制が敷かれており、ほとんどの住人が貴族や教会等の支配下にあった。 都市部から遠く交通の便も悪かったカラブリアに土地を所有する地主達は農地の管理を「農地管理人」に委任し、当時の首都であったナポリに居住していた。 農地管理人達は農村地帯の治安維持のため、武装自警団を組織し勢力拡大と共に農村地帯を支配するようになっていった。この農地管理人と彼らの率いる武装自警団がンドランゲタの起源だとされている。

1960年代後半に農村から都市部に進出した。そして大型公共事業、誘拐、麻薬取引で利益を増やしていった。麻薬取引では80年代にシチリアでヘロイン精製所が摘発を受けたので、シチリアのマフィアはカラブリアにヘロイン精製所を移した。そのためマフィアとンドランゲタは提携関係が強くなった。麻薬取引で得た利益で、ホテル、レストランなど観光事業にも進出した。

ンドランゲタが世界的に有名になったのはポール・ゲッティ3世誘拐事件である。彼はアメリカの石油王のポール・ゲッティの孫でローマでヒッピー的な生活を楽しんでいた。1973年7月10日にローマのナイトクラブを出たところ誘拐され、16億リラという高額な身代金を要求した。交渉は難航したため誘拐団は、彼の耳を切りローマの新聞社に送りつけた。母親はこれを見て驚き、ポール・ゲッティを説きふせ身代金を用意し払った。12月14日にポール・ゲッティ3世は開放された。この事件でンドランゲタは国際的に知られることになった。

70年代後半からは麻薬取引などで、ファミリー間の抗争が激しく、警察も構成員を逮捕したら、刑務所で所属するファミリーによって別の房にするなどしている。